スポ少の活動を通じて
世界とつながる

  • 国際地域学部 国際地域学科4年 堀江 七海さん(啓新高等学校 出身)

 昨年の夏、日独スポーツ少年団同時交流事業に参加し、日本の派遣団の一人としてドイツを訪れました。同事業は日独両国のスポーツ少年団のリーダーが互いに相手国を訪問し交流や研修などを行う事業です。堀江さんは団員のまとめ役や指導者の補佐にあたるリーダーとして地元のスポーツ少年団に所属し、福井県スポーツ少年団リーダー会でも活躍しています。
 小学生の頃、自分とそれほど年齢が違わないリーダーが派遣団としてドイツを訪れた姿にあこがれを抱き、派遣団への参加が目標に。念願のドイツではバスケットボールなどのスポーツ活動やディスカッション、文化体験などを通じてドイツのスポーツ少年団のリーダーたちと交流を深めました。
 堀江さんは次回日本での受け入れの際は自分も携わりたいと考え、福井県スポーツ少年団に自ら掛け合いました。「せっかく福井に来てもらえるなら、ドイツでの恩返しをしたいと思った」と当時の心境を振り返ります。日本での再会は1年のブランクを感じさせないほどで、出迎えた堀江さんを見てとても喜んでくれたと言います。
 今回の活動を通じて世界がより身近になったという堀江さん。今年からは指導者へとステップアップし「自分の体験を後輩リーダーたちに伝えていきたい」と抱負を話してくれました。