誰かに役立つことの
大切さ

  • 医学部 医学科2年 酉家 航世さん

日本ボーイスカウトの最高位「富士スカウト」の称号をもつ酉家さん。小学生の頃から真面目に取り組む性格で「誰かに役立つことの大切さ」をボーイスカウトの中で気づきました。かつての仲間から動画編集のスキルを買われ、和歌山県で活動する学生団体WAKA×YAMAに誘われました。個人ではなくチームで問題の解決を目指すところがボーイスカウトに通じる事もあり、福井からの参加でも誰かの役に立ちたいとの思いで参加を決めました。
地域の中高生と共に取り組む同団は、若(WAKA)者のアイデアで病(YAMA)いを無くし、防災や地域医療などの県が抱えるさまざまな問題に対し若者の力で解決することを目的としています。
酉家さんは、10月開催した地域防災をテーマにした団体運営やシンポジウム開催などのサポートスタッフとして初めて参加。オンラインでしたが、開催告知のPR動画や当日のライブ配信を行いました。多くの人に団の活動を紹介することができ、手ごたえを感じる事が出来たようです。
「地域の人たちや中高生、団の仲間たちと関わることでコミュニケーション力が鍛えられ、医師を目指す学生として多くの糧を得ました。将来は、災害派遣医療チームDMATや国境なき医師団への参加も視野に入れたい」と今後の活動に向かう力を着実に養っています。