日常で「ときめき」を
切り取る
- 工学部 機械?システム工学科3年 濱口 克海さん
富士フイルム株式会社と隔月刊『風景写真』が主催する、昔ながらのフイルムカメラで四季折々の風景を捉えた写真を募集した企画展「第17回美しい風景写真100人展」の学生部門に選ばれ、全国各地の巡回展で作品が展示されました。
濱口さんは大学近くの田原町駅でプシュキニアを題材に撮影。緑の葉が映える小さな白い花が夕日に照らされているその風景に「若草色」というタイトルをつけました。出展する写真を選ぶ時の基準は“ときめく”かどうか。
「フイルムカメラは撮った写真をすぐに見ることはできませんが、その分1枚1枚考えながら撮ることができるところが魅力ではないでしょうか」と話します。
散歩も写真も趣味。散歩をしながら撮ることが長く続けていられる理由なのかもしれない。写真は息抜きでもあるそう。「趣味なので変化することもあるかもしれませんが大人になっても撮っていると思う」と、写真への思いは穏やかに、でも燃え続けているようです。今後もどこかで “ときめき”を切り取った作品を生みだしてくれることでしょう。