福井大学では,民間企業の機動的な業務運営?経営戦略の手法やコスト意識等について知識を習得させ,職員の意識改革及び職務能力の開発?向上を図ることを目的とした民間企業派遣研修の報告会を12月13日に開催しました。第3回目となる今回は,総務管理課総務係の加藤真生係員が,約2週間にわたり,株式会社カワムラモータースで研修を実施。報告会には,高梨経営?大学改革担当理事(事務局長)をはじめとする事務局職員約60名が参加しました。
報告会では,加藤係員が同社の概要とともに、2007年度に福井県経営品質賞奨励賞,2009年度に福井県経営品質賞優秀賞,2011年度に福井県経営品質賞知事賞を受賞している経緯や研修内容について紹介。その後、同社の経営品質の枠組みやそれを軸とした様々な取り組みが報告されました。加藤係員は,この研修期間中に自身の研修の目的に変化が生じたことや、経営品質を実際の業務に取り入れたことなどの例を挙げ,報告をまとめました。
最後には同社の河村代表取締役社長から,会社や個人の理想的な姿は進化し続けるものであること,関係者本位で創ること及び共感できるものであるかどうかが重要であること等について説明があり,研修報告会を終了しました。