福井大学では,「係長研修」を8月6日?7日に実施し,「5年目?10年目係長」を対象に22名の係長が受講しました。
今回の研修は,福井大学の係長としての心構え及び職務遂行に必要な基本的,一般的知識を修得させるとともに,係長としての能力及び識見を確立させ,大学マネジメントサイドでの重要な担い手としての資質の向上を図るとともに,事務局ビジョン及び職員の行動指針の共有?浸透に寄与させることを目的として実施しました。
研修は,中堅係長として相応しい役割を果たしていくため、「職場の,仕事のあるべき姿」を踏まえた上で,自身がこれまでに培った「強み」を活かし、「リーダーシップ」を伴った「問題?課題解決」を図れるよう,マネジメントの基本,役割の自己分析及び問題解決のプロセスについて,個人及びグループワークを主体としたスタイルで行われました。
特に,「職場(仕事)のあるべき姿」を考え,現状分析し,問題解決に向けた課題?目標を設定するという手法の修得に重点をおき,職員の一層の資質向上を図りました。
また今回初めて、受講者の上司にも事前アンケートを行い,上司がどのような期待をしているかについて,受講者に対してフィードバックを行いました。
受講者からは,「問題?課題設定の仕方が参考になった。」「新たな視点での気付きがあった。」「マネジメントに関する内容が勉強になった」等の感想が多く聞かれ,大変有意義な研修となりました。