医学部附属病院に作品「心(こころ)」を寄贈していただきました。

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本学医学部第一期生(旧福井医科大学)で石黒皮膚科クリニックの石黒和守院長から「書」の作品「心(こころ)」を寄贈していただき、6月27日に、石黒院長と作者の書道家 西山佳邨さん(福井県出身)が出席して、本学医学部附属病院の外来ホールで除幕式並びに感謝状授与式を行いました。DSC_9201
作品は、縦1m27cm横2m23cmの大きさで「心」の一文字。手すきの和紙をすき混んでいく過程で墨を流し込んで、色に深みを出し、最後の一画を筆で書いたそうです。
腰地孝昭病院長が、「病院再整備事業は平成30年4月に終了しましたが、この作品展示で新たなエネルギーが吹き込まれ完成を迎えました」と挨拶し、2人に感謝状を贈りました。DSC_9206
石黒院長は、医学部同窓会「白翁会」の理事も務めており、「医者の心、患者の心、心の健康を大切に、医療の発展と地域医療の向上のためますますの発展を祈念します。今後も大学をバックアップします」と寄附に込めた思いを語りました。
西山さんは、「きれいな心だけではなく、不安、苦しみ、悲しみなどありのままの心模様を和紙に閉じ込め、心臓への血液の流れを伝統の越前和紙の特徴、製法を生かして表現しました。『自分の心から逃げないで欲しい』気持ちを込め、最後の1点に墨を落としました」と作品を紹介しました。
寄贈された作品は病院1階外来ホールに展示されています。ぜひ、ご覧ください。DSC_9244

│ 2019年6月27日 │
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