この度、文部科学省の平成19年度「がんプロフェッショナル養成プラン」に金沢大学を代表とし共同申請した「北陸がんプロフェッショナル養成プログラム?ICTによる融合型教育システム及び「がんプロネット」の構築?」が採択されました。
「がんプロフェッショナル養成プラン」は、国公私立大学から申請されたプログラムの中から、質の高いがん専門医等を養成し得る内容を有する優れたプログラムに対し財政支援を行うことにより、今後のがん医療を担う医療人の養成推進を図ることを目的とした事業です。
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<<プランの概要?特色>>
高い臨床能力と研究能力を併せ持つがん専門医師及びコメディカル養成のための融合型教育システムの構築を目的とし、教育ツールのinformation & communication technology (ICT) を「がんプロネット」として北陸地域内外でのがん情報交換?発信にも活用する。プログラムに参加する4大学病院及びがん診療連携拠点病院は地域のがん患者の70%以上を診療しており、参加全病院に各種がん診療の標準化を求め、地域のがん診療の質的向上、均てん化を図る。集積されたがん診療のデータベースを用いてアウトカムの検証を行い、診療向上のためにフィードバックするとともに、臨床共同研究に発展させる。ICTによるがん情報の発信は、地域のみならず我が国の医療向上に貢献すると期待され、また、プログラムで実践されるチームワークを重視した医師及びコメディカルの融合型教育システムは、我が国のがんプロフェッショナル養成システムのモデルとして期待される。
【 添付ファイル 】
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